腰痛Q&Aをを掲載しておりますので、参考になさって下さい。

Q.腰痛があるときにコルセットをつけるのはいいですか?

痛みがひどいときに一時的に使いましょう。
ぎっくり腰や腰椎椎間板ヘルニア、脊椎分離症などでは腰を安定して保つ必要があり、コルセットが役に立ちますね。ただ、慢性の腰痛があるからといつもコルセットをつけたままでいると、筋力が低下します。痛みが引いたら、腹筋や背筋を鍛えることが大事です。

Q.腰痛で温湿布か冷湿布のどちらがいい?

ぎっくり腰が起こったばかりというような急性の腰痛のとき、熱を持っているときには炎症を起こしているので冷湿布を。
筋肉のこりのような循環が悪なっている場合、つまり慢性の腰痛には温湿布が基本です。
自分で湿布を続けていても痛みが引かない場合は、必ず診察を受けるようにしましょう。

Q.腰痛にお風呂はいいの?

入浴の効能は何と言っても体液循環の改善です。
また、リラクセーション効果や、筋肉の緊張の緩和に良い効果があります。
ですから、腰痛などに効果を発揮することも多く、ゆっくりお風呂に浸かることは良い結果を招きます。
しかし、稀にお風呂が痛みを助長してしまう事もあります。炎症が起こっている場合などです。
もしお風呂上りなどに余計に辛くなることがあるようであれば、あまり温めることなく、冷やしてあげることで楽になる場合があります。

Q.急に腰が痛くなったときはどうすればいいの?

急に腰が痛くなったときは、原因にもよりますが、まずは安静を心がけることが第一です。
1~2日で楽になってくるようであれば、少なくとも急を要する状態ではないと思われます。
病院を受診するのは、ある程度痛みが落ち着いてからでも構わないでしょう。

もし症状が強烈であったり、強い痺れや麻痺が出現した場合、また、日増しに痛みが強くなる場合などは、早めに専門医を受診する事をお勧めします。
受診する場合、急に腰痛になった時の状況やどのような姿勢で痛みが強くなるかしっかり伝えて下さい。

Q.腰が痛くても体操はやった方が良いでしょうか?

「痛いことは避ける」のが基本的な考えです。特に鋭い痛みは要注意です。

しかし、体操などを行って気持ちいい感じがある時や、慢性的な重だるいような症状の場合は、ある程度体操などを行った方が治りは早いようです。

ただ、例えば背骨の骨折や、重度のヘルニアがある時など、逆効果となってしまう場合もあります。
できれば自己判断は避け、専門医の指示を仰ぐことをお勧めします。

Q.腰痛があります。病院で検査をしても異常なしと言われる。

病院や整形外科医院の腰痛に対する検査では神経や骨の状態を診ることがほとんどです。
それらの検査で異常がないとすれば、検査ではほとんどわからない関節の動きの悪さや、筋肉の緊張などが痛みの原因となっている可能性があります。
その場合はリハビリなどの先生に筋肉や関節の動きをチェックしてもらうのが良いと思います。
また、MRIなどの画像診断は専門医でなければ判断が難しい分野です。
まずは専門医にかかることをお勧めします。

Q.腰痛がありますが、マッサージをしても良いの?

腰痛の要因は様々なものが考えられますが、マッサージが効果を発揮するのは、筋肉の緊張や循環障害、関節の動きの悪さから来る痛みです。

骨や神経などによる痛みはマッサージなどの刺激で症状が悪化することもあります。特に急性の痛みがある時は安易にマッサージなどを行うことなく、まずは専門医に適切な診断を受ける事をお勧めします。

Q.腰痛で起き上がるのが辛い。

真っ直ぐに起き上がる方法は、腰への負担が強く、より大きな筋力が必要ですから、避けた方が良いでしょう。

起き上がり方のコツは、まず横向きになることです。
痛くない方に横向きになり、そこから下になった方の肘をついて徐々に上体を起こしていく方法が腰に負担がかかりません。
ベッドであれば、横向きになった際に、脚を先にベッドから降ろしてもいいでしょう。

Q.日によって腰痛にムラがある?

日によって調子にムラがある方はいます。
自律神経の調子であったり、循環状態であったりとその原因は様々ですが、局部が悪化しているわけではありませんからあまり心配することはないと思います。

たとえ調子が悪い日も、気にしすぎることなく過ごすのが精神的にも健康的かと思います。

Q.天気が悪いと腰痛が酷くなります。

湿気が強い場合や、寒くなったりりすると、体調が悪くなったりする方はいます。天候の変化は、湿度や気圧、温度の変化です。それに対して体内の分泌物や循環、自律神経系に混乱が起こり、痛みや体調不良を引き起こすと言われています。

対策としては、まずバランスの良い栄養と休養、また適度な運動や入浴で血行を良くし、冷暖房に頼らない体づくりを行います。
日頃から環境の変化に身体を慣れさせておくことなどがあげられます。

Q.腰痛には硬いベッドのほうが良いと聞くけど?枕選びのポイントも教えて。

ベッドの硬さについては、体重、背骨の状態などによって個人差があるため、一概には言えませんが、ベッド選びの1つの目安として以下のことが言えます。

・仰向けに寝転がった際、腰の下に手が入らない程度に身体が沈むこと。
・お尻(骨盤)・背中の2点に均等に圧がかかっている感覚が得られること。
朝起きると首が痛い、肩がこっている。そんな時は枕が合っていないのかもしれません。高さや硬さ、素材など、最近では枕も千差万別で、なかなか自分に合った枕は見つからないものです。枕選びのポイントは、以下の通りです。
・後頭部の圧迫感が少ない硬さのものであること
・頭を預けた際、首が丸まったり反ったりしない高さ(首や頭を、立っている時などと同じような姿勢になれるもの)
・寝返りがし易いもの
このような枕を選ぶと、比較的楽に寝られるかと思います。
朝起きたとき、首・肩周りが辛い方は、ぜひ一度試してみてください。

Q.腰痛には腹筋を鍛えると良いと聞きます。具体的にはどうしたら?

腹筋は身体の軸である背骨を真っ直ぐ立たせるために重要な働きをしています。
筋力は強いに越したことはありませんが、日常生活レベルであれば、ハードに鍛える必要はありません。
①仰向けに寝転がって膝を立て、大きく息を吸います。
②フーッと息を吐きながらおへそを覗き込むよう頭を上げていきます。
③息を吐き切ったらゆっくりと元の姿勢に戻ります。

これを一日数回程行いましょう。まずはこの程度で。

Q.腰痛がありますが、冷やした方がいいのか温めた方がいいのか?

痛めた直後、またスポーツや重労働で腰を酷使した場合を除き、慢性的な腰痛であれば温めて問題ないと思います。

ただ、稀に神経の異常などで温めると痛みが強くなってしまうことがあります。お風呂に入ると痛みが強くなるような場合は温めるのは避けましょう。

Q.寝るときも腰に負担がかかって苦しいのですが、楽な寝方は?

本来寝転がった姿勢は腰に体重がかからないため、負担が少ないはずですが、意外にも寝ているときに腰が痛むという方がいます。

寝ているときの痛みで最も多いのは、仰向けで脚を伸ばした姿勢の痛みです。
この姿勢は脚を伸ばすことで骨盤が引っ張られてしまい、その結果腰に力が伝わって痛みを引き起こします。この場合、膝の下にクッションなどを入れて脚を立てるか、横向きで少し丸まって寝転がると楽に寝られるでしょう。

当院でよく見つかる原因は大腰筋の緊張です。この場合は横向きで少し丸まって寝転がると痛みがなくなるります。

Q.心因性の腰痛もあるようですが・・・?

以前、NHKのためしてガッテンで放映されていたので、知っている方もいるかも知れませんが、心の状態と痛みは密接に関係しているようです。

近年、ストレスやウツ気分が痛みを感じやすくするということが解明されているようです。
画像検査などで異常が見つからないため、心の病気であるように扱われたり、痛がりの一言で済まされてしまうことがあるようです。

もしお心当たりがある様なら、ペインクリニックなどの痛みを専門とする病院の受診をお勧めします。